天然理心流

受け継ごうと稽古に励む門人の志を大切にします

天然理心流撥雲会

天然理心流は寛政年間に近藤内蔵之助長裕が創始した流派です。二代目が早世したことにより天然理心流の免状は一旦途切れ、近藤系と松崎系とに分派しますが、近藤系の三代目として近藤周助が宗家となり、歴史上「新選組」として幕末に名を馳せた土方歳三や沖田総司そして近藤勇は近藤系天然理心流の四代目宗家です。戊辰戦争そして近代戦争での人材淘汰と剣術衰退の歴史の流れの中で、近藤系天然理心流は多くを失伝しました。消失したものは失ったものと受け入れ、八代目加藤伊助宗家由来から伝承された僅かな形を天然理心流撥雲会では真摯な想いで受け継いでいます。武術としての天然理心流を保存管理することを目的とし現在も東京都日野市に活動拠点を置き稽古を行っています。

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あなたも天然理心流の門人へ

ご入門の手続きが完了したその日の稽古から、あなたは天然理心流門人として剣をその手に取っていただきます。「刀を持つ手は左右どちらが上で下？」「歴史の知識なんてない…」「武術の経験ないしなぁ…」なんの心配もいりません。道着の着方も何もかもゼロから覚えていただけます。休憩や水分補給も随時取っていただき、わからないことは何度でも同じ質問繰り返して構いません、正しく伝承を継ぐために自己解決は逆効果になります。むしろわからない事に気付いてゆくことが成長なので遠慮はいりません。
武具や道着などは稽古を通じて各個人に合う物をアドバイス致しますのでゆっくり揃えてください、貸出しの準備もあります。
入門へと一歩を踏み出したあなたの強い意志を門下一同心から歓迎します。

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